Justice

オペラ

データ

【発売日】
2012年03月07日

【収録曲】

1.Justice
2.濡らした唇でキスをして
3.落とし穴の底はこんな世界
4.Helios
5.IMOERIAL RIOT
6.Mermaid
7.21mg
8.AGE
9.Just Be Myself
10.アポトーシス
11.ニューシネマパラダイス
12.絆 -full chorus-
13.
Designer Baby(Bonus track)

【メンバー】
Vocal:苑
Guitar:Anzi
Bass:燿
Keyboard:彩雨
Drum:悠

待望の2ndフルアルバム
(メジャーデビュー後初のフルアルバム)

Justice

作詞&作曲:苑
アルバム「Justice」のリード曲、MVも作られました
アグレッシブに始まる攻撃的なイントロが突き刺さります
この曲中の「正しさは決められるものじゃない」という歌詞がこのアルバム全てのコンセプト
自分の中にある正義を信じて貫き通せという強いメッセージが込められた曲
ファーストインプレッションは渾身の一曲が完成したなという印象もありイントロからテンションが上がります
アルバム中一番最後に完成した曲という事で、かなり作りこんだ感もあり
激しくシンフォニックでハイレベルな演奏は現時点で自分たちが一番カッコいいと思う演奏をしたとの事でした、これもまさに摩天楼オペラのサウンドというような代表曲ですね
ギターソロでのキーボードとのユニゾンが鳥肌が立つほどカッコいいです
MVも混沌とした世界観が表現されていて、見ごたえのある映像となってます

濡らした唇でキスをして

作詞:苑/作曲:苑,Anzi
アダルトな雰囲気のスローで重い曲「Dolce」を連想させます
ギターの音色が良い仕事をしており今までにないくらいsexyです
特に2Aでボーカルと絡んでくるところは官能的で鳥肌が立ちますね
サビの時に入ってくるシンセの音色もよりアダルトな雰囲気を出してます
何度も言ってますが、オクターブ下のアプローチは大好物です

落とし穴の底はこんな世界

作詞:苑/作曲:苑,Anzi
これぞ摩天楼オペラというくらいの名曲だと思ってます、激しい演奏と今までになかった
直接的な負の強烈なメッセージを吐き出してます
ライブではセトリにもよりますが勢いを殺したく無いときはラストのアカペラ「何度で~も~」をカットする場合が多々あります

Helios

作詞:苑/作曲:彩雨
彩雨さんらしいクワイヤとピアノとストリングスとAnziさんの音色とオーケストラと
様々なパーツがうまく融合した壮大で美しいバラード
震災の絶望を噛みしめ、先にある希望の光を目指すような内容
昔からのテーマである「生きる」という事を間接的に表現している曲でもありますね
摩天楼オペラ的「生命の賛歌」です
ライブでもAnziさんはバイオリン奏法を再現してました

IMPERIAL RIOT

作詞&作曲:苑
分かりやすい詞とキャッチーなメロディーでこれも今を乗り超えて自由に自分らしく未来へ向かえ!
という強いメッセージが込められている応援歌ですね「Helios」とはまた別のアプローチだと捉えてます
明るい曲調と内容で勇気付けられる曲です
ライブではギターソロ前にみんなで鼓舞するように拳を掲げるところが大好きです

Mermaid

作詞:苑/作曲:彩雨
イントロのシンセが印象的な彩雨さんの曲
メロディーラインもキャッチ―でサビで大いに盛り上がるライブでもテンションが上がる曲
この曲も先にある未来に向けて進んでいこうというポジティブな内容
ギターソロとキーボードソロのある欲張りな曲

21mg

作詞&作曲:苑
イントロのギターフレーズが印象的なハードロック調な曲
このフレーズはライブでAnziさんが披露してました、それが曲として完成してて
びっくりしました、曲の展開が独特でカッコいいです
21mgの話は苑さんが各所で語ってたので有名な話ですね
人が死ぬと21gだけ重さが減るという話
「こんなちっぽけな人間1人が消えようが消えまいが、世界は変わらない。だったらこの世界を楽しんでやろう」という結論に至るといった内容

AGE

作詞:苑/作曲:苑,Anzi
疾走感のあるわかりやすいキャッチーでロックな曲
生まれてきた意味、生きていく意味という事をうたった曲
これも前向きで元気になる曲ですね
インタビューでAnziさんサビは拳ではなくチョップして欲しいって言ってたので
わたしはチョップ派です

Just Be Myself

作曲:Anzi
ギターインストゥルメンタル曲、「Utopia」「 Finale…」に比べると
テンポが速くそのぶん早弾きが強調されてますね
メロディアスでキャッチーになった印象ですが、きちんとテクニカルなプレイを魅せてくれます
ライブでのAnziさん主役の時間で毎回見惚れてました

アポトーシス

作詞&作曲:苑
疾走感のあるメタル曲
女性目線の失恋ソング、内容とは裏腹にサビの転調でパッと明るくなるところが印象的
ツーバス、重いリフ、広音域ベースにクワイヤとなれば皆さん大好きな摩天楼オペラサウンドです
個人的にアルバム中1,2を争うほど大好きな曲です
ラストサビの転調もドラマティックですね

ニューシネマパラダイス

作詞&作曲:苑
イントロ、アウトロの映写機の音が人生を表現しているのでしょうか
この曲も展開がストーリー的でドラマティックですね
人生の終焉を迎える前の老人の内容
これまで自分なりの正義を貫いて生きてきた結果、皆に愛されてよい人生だった
つまりそれが、このアルバムのテーマという部分にリンクしていく内容
ライブではラストのアカペラが終焉感があり感動しますね
この曲が仮タイトル「チャップリン」?

絆 -full chorus-

作詞&作曲:苑
編曲をし直して新しいメロディを加えリレコーディングしたバージョン
追加したメロディーと歌詞がその頃のことを思い出させて胸にグッときますね
本当に大事にしている曲なんだと感じてます
苑さんが前回「Helios」の時のレコーディングと比べてより気持ちを込めて歌う事ができたと語ってました

Designer Baby(Bonus Track)

作詞:苑/作曲:苑,彩雨
Abyssツアーで使っていたSEに歌詞をつけて曲にしたという懐かしいイントロ
COCOONツアーに引き続きAbyssツアーでもENCOREで持ち回りをして何か披露するという事をしていた中で苑さん担当の日に試験的にやった曲、彩雨さんと打ち合わせをしてベースとなるものはすぐできて、そのあと進化させてこの形になったと語ってました
親の勝手な正義で生まれた子供の悲劇を歌った内容

雑記

2012年明けてから茶話会があったり、NoGoDとのイベントがあったりとバタバタしておりましたが
暖かくなる季節に渾身のアルバム「Justice」がリリースとなりました
今回もラジオ出演等のメディア露出とインストアイベントも精力的にやりましたね
まずこのアルバム、ジャケットが凝った仕様となっております、切り絵のようなハードカバーを取り外すとなんともメタルなジャケットが出現するという芸術的なジャケットです
今までシンフォニックメタルやメロディックスピードメタルというジャンルで紹介されることが多かったのですが本人たちはそれに捕らわれず垣根をなくして摩天楼オペラというジャンルを確立させたいというような話をしていました、この「Justice」はその片鱗を見せてくれていると思います
震災から1年経過し今まではダークな内容の曲を作っていたものがこのアルバムで明るい希望や光についての前向きでポジティブな内容の曲がたくさん作られました、ここもこの後の「GLORIA」に継承されるターニングポイントだったような気がします
今までキーボードが前面に出て主張している曲としていない曲の差が結構ありましたが、このアルバムでバランスよく5つのパートが融合した音になった感じがして摩天楼オペラサウンドが目指す完成形に近づいているような気がしました
いままでの世界観を受け継いでいる重いメタル曲ももちろんありますが、わかりやすいメロディーのキャッチーな曲や毎回入っているAnziさんのインストゥルメンタル曲、打ち込みだけの曲、バラード
と、バラエティに富んだアルバムになっているという感想でした
インストアイベントでちょうど震災から一年で「絆」を歌ったのがジーンときました、皆さん涙を流していたのが印象的でした
そしてすぐに待望の悠さんが復帰となる「eyes of Justice」ツアーが始まりました


ショッピングバックをもらいました

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