データ
【発売日】
2008年05月14日
【収録曲】
01.Plastic sell
02.alkaloid showcase
03.Twilight Parade
04.sara
05.虚空からの手紙
【メンバー】
Vocal:苑
Guitar:Anzi
Bass:燿
Keyboard:彩雨
Drum:悠
初回盤には「alkaloid showcase」のMVが収録されたDVDが付属
Plastic Sell
作詞:苑/作曲:苑,Anzi
苑さんとAnziさんの共同作曲
Anziさんのメタルバラード3部作の序章
ヘヴィーなギターリフが印象的なミドルテンポ曲
目の前で恋人が自死した現実を無機質な情景のように綴った詞
直接的な言葉を使わずに「悲しみ」の感情を表現するという苑さんの表現技法は
天才だと思ってます
alkaloid showcase
作詞&作曲:苑
メンバーチェンジ後リレコーディングしたバージョン
音の厚みが進化したというか、よりブラッシュアップされた感
悠さんは手数が増え、燿さんはかなりベースラインをアレンジしてますね
彩雨さんはあまりアレンジせずオリジナルどおりに弾いているという印象
Anziさんは個性を出しつつ忠実にといった感じでしょうか
Voパートはシャウトのアレンジが変わったことにより、前面に出てたヴォーカルが演奏とバランス良く調和されたような気がします
Twilight Parade
作詞&作曲:苑
この曲も「生きていくことの痛み」がテーマになっており、苑さん自身のことをうたったようです
全体的に疾走感あるメタル調な曲
2回目のサビ前の溜めがかなりツボです
静かに入るAメロから抑揚のあるBメロ、スラップしたベースが跳ねてドラムと絡まりながら勢いを増していく、そしてサビの激しいツーバスとバッキング、サビラストのギターとベースのユニゾン!
まさにメタルを感じます
共感できる詞の内容もあって「GILIA」の中で一番好きな曲です
sara
作詞&作曲:苑
スローなバラード、切ない歌詞とピアノが美しい大自然の雪の情景が思い浮かびますね
少年時代の冬の記憶と大人になった恋愛の記憶を重ねた曲とのことでした
イントロとアウトロの吐息が入ってるところが気に入っていると語ってましたね
摩天楼オペラの楽曲の「静」と「動」
「sara」は故郷の雪、「alkaloid」は都会の雪
そんな対比がこのアルバムで摩天楼オペラの世界をより美しく表現されてると思います
虚空からの手紙
作詞&作曲:苑
キャッチーなメロディーとは裏腹に堕胎という重いテーマをうたってます
アコーディオンの音が印象的ですが、燿さんのベースラインが心地よくて聴き入ってしまいます
(特にBメロ)
そして、サビの歌詞が「この胸の炎は」⇒「この胸の想いは」に変わってますね
この内容はフィクションだそうです
ピアノ伴奏のライブバージョンもありました
雑記
記念すべき1stミニアルバム「生きていくことの痛み」をテーマにした曲が作られていきます
中でもやはり「Twilight Parade」は初期の名曲だと思ってます
「瑠璃色で描く虹」と同じくレコード店予約購入特典として楽曲紹介動画がついてきました
苑さんが速足で5曲すべて紹介してます、こちらもご興味あれば動画サイト等で閲覧できると思います
ライブグッズとしてパンフレットがありましたがこの中でもメンバー全員が全曲の解説をしております
歌詞の内容や演奏的な話等なかなか興味深い内容になっております